9/25(月)
尾道 福山 東京 銚子
のぞみ 9:35 13:06
しおさい 13:42 15:29
京成ホテル 風呂
夕食 寿司屋
9/26(火)
曇り
波浪注意報 風20m/s 出航不可能
京成ホテル 風呂、夕食
9/27(水)
大雨
波浪注意報 風18m/s 出航不可能
本日、舵社の安藤氏、来艇 取材
北海道へ行ったら、見たことが無いと方々で言われ、
カタマランで北海道一番乗り?
なのかを訊きたかったが、彼が興味を持つたのは、
そういうことより、リタイヤ前に夫婦で日本一周のことの方が興味があるみたいだった。
なかなか気さくなヨツトマンというより若者であつた。
雨で外へも出られず3人で昼食をとった。
いよいよ明日から尾道に向けて出発だ。
9/28(木)
曇り 真正面7m/s→0m 波高2m→1m
AM 5:00 銚子マリーナ 出航
97 マイル 14 時間 平均時速6.9ノット
PM 19:00 伊豆大島波浮港 入港
久しぶりのクルージングだ。台風13号 14号と
悩まされた8月中旬から9月中旬だつた。
銚子マリーナの料金だが、荒天続きで出られなかったということで、破格の料金になった。
良心的なマリーナで、ロングクルージング派にとっては
ありがたいマリーナだ。
私の独断と偏見でお奨め人情のあつたマリーナは
南はハウステンボス、東は銚子マリーナ
北は秋田マリーナ
出港したら反流1ノツト近くあり、
風はあつたが、
伊豆大島までは無理と銚子マリーナは言う。
では諦めて途中のフィッシャリーナ鴨川海太郎へ連絡したが、通じない、(昨日は定休日)電話が通じたのは通過後7マイルだったので、
引き返すのは嫌だったので銚子マリーナの深谷ハーバーマスターに連絡すると、この先、カタマランの入れそうな港はないとのこと、頑張って伊豆大島まで行きますと言って電話を切った。
その後、運悪く風が無くなり、暗くなり、
波浮港の入り方を深谷さん、舵社の安藤さん、ファーストマリンの藤本さんに尋ねた、3人のアドバイスは一致していた。
了解したが、実際暗くなり、暗視スコープを出してみていたら、暗闇の中を鳥が飛んでいる、鳥は鳥目と云って
夜見えないかと思ったらそうじゃあないんだ。
そしてHID電燈やら15万カンデラ電燈で照らし撒くって、
レーダー、GPSも酷使して、ゆつくりと浮波港の中へ進み接岸出来た。
入り際、すぐ右舷に石の壁が見えたときにはびっくりしました。
朝見ると、胃袋のように入り口は狭く中は広い、
そういえば昔の噴火口といっていたよなー。
着いて、安藤さんにほっと温泉センターの電話番号と
コロツケ屋さんの場所を訊いた。
マムシの出そうな道を登り歩いて15分
食事8時までにぎりぎり間に合った、そして風呂。
今日の14時間最後はしびれた。
今日は無茶じゃない無理だったか?
風呂で自問自答
帰りはマムシが出そうなので道路を歩いて帰っていたら
自動販売機の店の店主さんに軽四で艇まで送ってもらった、日本一周中 尾道 という横断幕を見て、その人は昔クジラのキャッチャーボートに乗っていて、修理で尾道へよく来ていたらしい、佐藤汽船の佐藤さんにゴルフへ連れて行ってもらったとか、、、、
尾道まで気をつけて帰りなさいといって帰られた。
送ってくれた軽四のナンバー見て驚いた品川ナンバーだ
ここは東京都なのだ、、
どうりでテレビの映りが回った島の中ではピカ一だ。
本日のトローリングの成果はシーラ、カツオ2匹、イナダ
さばいて、づけにした。シーラはリリース
タクシー屋さんに
明朝6時より3時間の島内観光を頼んだ
就寝11時
9/29(金)
曇り 右クローズ5-10m/s 波高2.5→1.5m
AM 6:00~AM 8:00 島内観光
三原山霧で見えず くさや購入
コロッケ屋さんは朝早くてNG
AM 8:00 波浮港 出港
63マイル 8時間 平均時速7.9ノット
PM 16:30 御前崎マリーナ 入港
安藤さんに特別教えてもらった御前崎マリーナの管理人さんの携帯番号、先の福田港と思っていたが、
連絡すると、何か気さくの雰囲気だつたので、行くことにした。行くとまだこれからと云う感じだった。
クラブハウスでシャワーを薦められたが、温泉に行きたかったのでその旨をいうと、御前崎グランドホテルを紹介して頂いたのでタクシーで行って帰りは海鮮屋で夕食
5年前は伊豆下田から伊良湖付近まで港が無いのでオーバーナイトしかないと云っていたのだが、いいところに
マリーナが出来つつあるもんだ。
しかし台風シーズンはどうなんだろう、波は入って来ないとしても遮蔽物は無いのが曲者だ。
しかし良いシーズンには良いマリーナだ、そういえば
料金はまだ取られなかったよ。
就寝10時半
9/30(土)
晴れ 正面5m/s 波高2→1m
AM 5:30 御前崎マリーナ 出港
87マイル 13時間 平均時速6.7ノット
PM 18:30 蒲郡ラグーナ 入港
良いクルージングデーだった。
銚子からとんとん拍子で一度見てかった蒲郡ラグーナ、
知り合いのジンジャンの鈴木さんに連絡した、昨日よりしているのだが、繋がらない、寺西先生に調べてもらつたら、済州島に行っているらしいとのこと、残念。
裕子のバースデー1日過ぎているので、マリーナの女性にマリーナのそれらしき店に予約を入れてもらった。
カーラのNO1クルーであります。祝い祝い
でクラブハウスのシャワーを浴びて、マリーナのショップでブルゾンを買って、イタリアンのお店で乾杯となった。
良いマリーナというより、マリーナでお店の集客があり、良きコラボレーションになっている感じだった。
そして日本国中回って初めて見たバキュームポスト、
私もこのカーラを購入した時にトイレのフォールディングタンクをどうしますかと問い合わせがあった。
説明を聞くと、ヨーロツパでは、港等でのトイレは使えないのでこのタンクへ溜めてマリーナで処置をするらしい、、
私もこれからはそうだと思い、そうしましょうと言ってそのバキュームのあるマリーナは日本にあるのですかと尋ねたら、見たことはないとの返事。
それで止めて清水タンクにした。左右70リットルづつ
計140リッターが増えて清水タンクは計440リッターになった、一回でも使用したら、大変なので最初が肝心です。
後日、関口社長に訊くとヨーロッパでヨットに乗ると時々臭う事があると、、、
こちらを立てればこちらが立たずか、、
でもそれを、まき餌と言って流しているのは私だけか?
港では、極力流さず、沖で流すべきです。
そのボストの説明を聞こうとしたら、
まだ一回も使ったことがないから判らないそうです。
笑っちゃうなー
久しぶりにワインで酔いが回りました。
就寝
10/1(日)
曇り/大雨 風アビーム10m/s→0 波高 2-3m
AM 5:40 蒲郡ラグーナ 出港
56マイル 7.5時間 平均時速7.5ノット
PM 13:10 VOC志摩ヨットハーバー 入港
蒲郡出発して、小雨 そして伊良湖水道にかかり始めると風正面と波高3mの中、日曜日で、太公望が船でわんさかでていた。
こうしう船がいると、荒れていても安心感があります。
一隻だと不安だが、なにかあればこんだけ船がいればと
妙な安心感が生まれる。
こんだけ降るかぐらいの大雨の後、小雨後、霧も少し出てきて、志摩湾の入り口まで来ると雨も止み、入って行くが、気持ち悪いぐらいの静寂さ、定置網の浮き、入り江がたくさんあり、どこだろうとハーバーを探しました。入り江の置く深く秘密基地のように、現れてきました。帆柱がたくさんあり、なかなかのハーバーです。
クラブハウスへ挨拶に行き、タクシーで食事にいきました。 かしき定食をいただきました。
雨が降り始めました。
就寝
10/2(月)
雨/曇り 風真正面5m/s 波高2m
AM 5:30 起床 大雨 様子を見る
波浪注意報消えつつあり
AM 8:30 VOC志摩ヨツトハーバー出港
70マイル 9時間 平均時速7.8ノット
PM 17:30 串本港 入港
湾から出ると雨雲が東へ流れて行っていた。
良い風ではないが、セールを揚げた
4年前に横須賀からの回航の時に入った那智フィッシャリーナを通過して、串本に入る手前で奇岩を見た、岩が沖に向かって何十とまっすぐに出ている、鬼の橋渡しだ。
初めての串本へ入った。
10/3(火)
晴れ 風真正面10m/s 波高2-2.5m
AM 6:00 串本港 出港
72マイル 11時間 平均時速6.5ノット
PM 17:00 和歌山マリーナシティ 入港
晴れていたたので、威勢よく出港したが、アゲンストで
波長が合わず、船底に波のぶつかり通し、この時にレーダー上部レドームを回しているゴムのバンドが外れた。
昔のレコードプレイヤーのモーターからターンテーブルを回すのにかかっているゴムバンドと一緒です。
11時間のショックで外れたらしい。
かけたら直りました。
和歌山マリーナシティは定休日なので、明日係船料を払います。黒潮温泉の下に舫いました。
温泉に入り、タクシーで和歌山ラーメンを食しに行きました。
明日はいよいよ瀬戸内だ。
帰った気分になる。
就寝10時半
10/4(水)
曇り 風 0 波高0.5m
AM 9:00 和歌山マリーナシティ 出港
61 マイル 8.5時間 平均時速7.2ノット
PM 17:30 高松公共マリーナ 入港
マリーナが開くのを待って、料金を支払って出港
瀬戸内のように、海は穏やかだ、鳴門から潜水艦が出て行く、任務ご苦労様です。敬礼
高松公共マリーナへ係船のことで電話する。
『尾道の山田ですが今晩、、、、、』と言うと
『先程電話した尾道の人ですか?』
『いや、初めてですが、、、』
『あなた佐藤さんでしょう。』
『いや、山田です。』
『えーじゃあ今晩は尾道の人、二人なので置き場所は
話合って置いてください。』
『判りました。』
電話を切って思った、この佐藤って、私と同じく日本一周にしている佐藤さんかな?
行く先々で彼等のことを耳にしていた。
でも彼等は南の方へいると聞いていたが、
本当に彼等なら、会って話をして見たかった。
着いて、舫いを取ってもらい、
ポンツーンにあがってみたら、やはり佐藤さんの艇だ、
誰も居ないようなので近くのコインランドリーに山ほどの洗濯物を持って行き、タクシーで饂飩屋 五右衛門
を食しに行き、船内シャワー
そして帰艇して、挨拶に行く、佐藤さんは中学の娘さんと奥さんの3人で日本一周中です。
逢えて良かった、カーラ艇で日本一周中の苦労話をお互い、いろいろ話をしました。
明日は揃って尾道へ帰りましょうと誘ったが、与島で日本一周の乾杯をするとのこと。
私も明後日は広島で会議があり、明日中には尾道へ帰りたかったので、先に帰ることにしました。
佐藤さんはまだ50歳前で、仕事先を止めて日本一周に挑まれたこと、家庭というものを連れての日本一周、いろいろと大変だったろうし、私なんかより、苦労されたと思います。
しかし日本一周と云う、誰にでも出来る訳でもない
ことをやり遂げたことがこれからの自信につながつて
行くと思います。
特に娘さんにとっては大変貴重な経験だと思います。
私たちにとっての日本一周、
佐藤さん家族にとっての日本一周の価値は同じだと思います。
就寝11時