場所は納沙布岬、

視界15mの濃い海霧の中、

急に現れた定置網に

避けることが出来ず、

船体ごと乗り上げたばかりで、

動揺していた直後、今度は5m先にプシューと

云う音と共に真っ黒な体長10mはある親クジラが

真正面に浮上して横切っている。

アーぶつかる、、、、舵を左に切り、エンジン中立

後は祈るのみ、、、、

何も無い 、、、、、、、

しばらく二人は沈黙　当分エンジン中立のまま

茫然

あー助かった　と思うが心臓バクバク

肝を冷やしました。

背びれっぽいところからエアーが抜けプシューの音がしました。どういうクジラか？？

後日友人にこの話をすると、魚探で見たら良かったのにといわれるが、

気持ち悪くて見る気がしません。

北の海は毎日毎日がサプライズでした。

頭部の写真、この後ろ3-4m位に背びれというか潮吹きというか空気排出があった。全体が撮影できればと思うが、一瞬にして浮上してきてのことでしたのでこれが精一杯でした。

シロナガスの子供のジャンプ跡の波紋、これも残念。