日本の最北端、宗谷岬です。
2006年7月12日
よくぞここまでマイヨットで来たものだ。
なにが私たちをここまで誘ったのだろう?
稚内で乾杯した。感激があった。
その乾杯、その感激のために艇を進めたのか
最東端の納沙布岬です。
貝殻島と岬の間は2kmありません。
365日中半分以上は濃霧という過酷な気象海象です。
それに加えて定置網が岬側にあります、
その定置網を避けているうちにだんだんとロシア領海に近づいて行きます、あと200mまでに迫りました。
そして生まれて初めて聴いた『ボー、ボー』と云う汽笛のような音、初めてなのに何度も聴いた音です、それもその筈、昔、映画のシーン等でよく聴きました霧笛の音です。進行方向1時方向より聴こえ始めて2-3時と進み4時方向になった時、ようやく納沙布岬を超えたんだなと確信しました。というより真っ白けの霧(milkey fog)の中ではGPSとレーダーと霧笛での判断でした。
アナログの眼で確かめられなかった事が残念でした。