ようこそ!Captain YAMACOのホームページへ。日本全国のマリーナをめぐりながらの日本一周の旅。カタマランヨット cara(カーラ)の航海日誌です。

Captain YAMACO 案内記
日本一周クルージング
” 2003年~2006年にかけて

4年間、仕事をしながら

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沖縄2010-1

沖縄2010-2

の記録です。 ”
 
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■2004年九州一周1(尾道~屋久島~佐世保)

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更新日:2007/11/14
状況が判ると思います。近くにいい温泉あります。

第1レグ

4月14日(水)~4月15日(木)

クルー 私、裕子、寺西の3人

4月14日(水)

曇り 風なし 波高0,5m

午前6時出航 内海フィッシャリーナ出港

 54マイル  6,5時間  平均時速8,3ノット

午後12時半入港  くらはし海の駅 入港

    

早く着いた、潮に乗ってきた

しかし、役場で係留許可をもらつていたが、許可された所には夕方、漁船が帰って来て出さされると対面の高い防波堤に繋いでいるヨットの人が来られて聞きました。

そういうことって上同士(役所と漁協)で話がついていても現場では通じないという話。

困ったなーと言いつつも近くの桂温泉で風呂と昼御飯を

食べて一眠りする

醒めた頃、近くで罵声が聞こえた

おーい 出て行け わしの置くとこじゃー

役場でOKもらつてますよー

やかましい 出て行けー魚が腐ろうがー

それで 私も大事な魚が腐ったらそりぁー申し訳ないと

思い、舫を解いて出た

少し沖にでて様子を見ていると役場から2人来て話をしだす、しばらくして、手を振って帰って来いという、

狭いところに来いというが、そこに止めるとその漁船が出れなくなるというが、大丈夫だと本人が言うので

そこに横付けした。 

私は遊び 相手は仕事 どっち優先といわれても、、、

私はこうゆう時、出来る限り相手の気持ちを考えるようにしている。

いくら海の駅といっても、ここの桟橋は無理だ

役所の課長らしき人にそれを言うと 少し離れた所に造る計画があるのでそれまでの辛抱だそうだ。

対面のヨツトマンいわく 海の駅のHPに掲載しないようにの意見には賛成だ。

それで挨拶に行くと おい と言って チーチーイカをバケツ一杯頂いた、

それから裕子と先生はそれをさばくのに大変、

夕食はイカのバスタとイカの煮物

いろいろあつたが良い日だった

就寝午後10時

隣のクラバンのオーナー3年後、カタマラン440に乗り換えです。

4月15日(木)

晴れ/くもり  風2-3m西風 波高1m

午前5時45分出港 くらはし海の駅

    

 58海里 8時間  平均時速7,3ノツト 

午後1時半入港  マリンピアむさし

   

穏やかではあったがアゲンスト

マリンピアむさしは大分空港の北に位置しています。

良いハーバーマスターもいます。

帰路は空港レンタまでマスターに送ってもらいました。

レンタカーで大分より尾道まで6時間かかりました。

帰り道山陽道のSAで寿司屋さんがあり、食べました。

珍しいなー

明日から一週間仕事してまた来ます。

スオーナダフェリー内 2等船室にて

第2レグ

4/19(月)~4/21(水) 大分~宮崎 116マイル

今回クルーは私と裕子の二人

午後2時 レンタカーで尾道出発

山陽道よりスオーナダフェリーで

午後8時 マリンピアむさし到着

午後11時就寝

静かな海底の見えるきれいな港でした。

4/20(火) 

晴れ時々くもり 西北西5-12m/s 波高2-3m

午前 6時50分 むさし出港 

   

 67海里  8.7時間  平均時速7.7ノット 

午後 3時30分入港 宮崎県延岡市島野浦港新港

速吸の瀬戸 -1ノットで通過

その後 南下するほど 風つよく、

アビームで12ノットの最高速 

島野浦港新港は延岡市の沖にある島です。

港の中でも海はきれいで下が見えます、

こういうところでのシャワーは米糠石鹸ぐらいにします

トンネルを抜けて町まで買い物、夕食は刺身定食

就寝11時

サンマリーナ宮崎にて

4/21(水) 

快晴 西5m/s 波高1.5m

午前 5時40分出港 島野浦港

       

 49海里  7時間 平均時速7ノット

午後 12時40分入港 サンマリーナ宮崎 

クルージング日和り、アビームでのんびり南下できた。

旧宮崎シーガイア沖は5mぐらいの遠浅だ

サントピア宮崎の入り口は浅瀬があり狭いので

要注意です。

夕方の宮崎空港から広島西空港まで40分で帰り、

JRで新尾道まで 

午後9時帰宅 

コミュターエアーの機内で

第3レグ

4/27(火)~5/3(月) 宮崎~佐世保 366マイル

今回クルーは私、裕子、寺西さんの三人

俗に云うゴールデンウイーク

4/27(火) 曇り 強風

午後12時 新尾道出発 

広島西空港より宮崎空港 午後3時15分到着

台風並みの低気圧のため強風注意報

スーパーで買出しして船に直行、寺西さんはJR乗り継ぎで、少し遅れて到着

就寝10時半

造成中の内之浦港、近くに温泉と食事あり

4/28(水) 

晴れ 南南東3-5m/s 波高1.5m

午前 6時  サントピア宮崎 出港

 53海里 7.5時間 平均時速7.5ノット 

午後 13時半鹿児島県内之浦港入港 

  

風はおさまりほどほどの風の中、宮崎を後にした。

クルージング日和り、良い季節だ

しばらく南下して、3人ともロープワーク中に、

なにか、行き先より流れてくる。

後で聞くと3人とも同じことを考えてみていたようです。

人の頭ような大きさと色、近づいてきた、アッー

エッー ナニーよく見るとむこうもこっちを見てたい、ばつのわるそうな目で我々を見ながら通過していった、

なんと海亀だった、立ち泳ぎしながら人と同じ大きさの顔だけキョロキョロして

おなかも大きく膨らんで、いびつ格好の亀だった。

寺西先生の説明では あれは 盲亀浮木(もうきふぼく)と言って、盲の亀が浮かんで来た時、ちょうど浮木があり、甲羅が当たって甲羅が割れてしまうという運の悪いたとえらしい。

中々、先生らしい説明で感心しました。

しかしその後、引き返して亀を捕まえて帰りに長崎でべっ甲の材料として売りに行こうとひどい冗談をいって笑わしてくれました。

内之浦湾に入る途中、たくさんの人が網のまわりで船も来て何かしていました。

内之浦新港は入って右側、着けるのはどこでも良いよと漁協からの電話。

避難港としての工事中だった。

歩いて7-8分のところにコスモピア温泉あり

浸かって、食事して帰った(昔風の町並み)情緒があった

帰ると地元で船をもってモジャコ漁をしている津代さんという人と色んな話をする中で先ほどの亀の件が判った、

あの亀はじつは交尾中だったらしい、前のふくらみはもう一匹の亀らしい、それで納得した。

先生の解説とは全然違うってました。

それと湾に入るときの人たちはモジャコ(ハマチの子)を

鹿児島から船で買いに来て定置網から船に移す仕事中らしい、そのモジャコを全国のハマチの養殖業者に売るらしい、そしてそのモジャコを求めて津代船長は屋久島とか南シナ海を2-3日間漁するらしい、、、、

後日、硫黄島付近で見たらしいけれど、漁の最中で携帯に連絡できなかったと2日後電話があった。

豊漁を祈ります。知らない海で連絡があると嬉しいもの

です。

そしてイカを頂き今夜のディナーはイカのバスタでした。美味しかった。

ありがとうございます 三代丸の津代さん

種子島&屋久島

420(木) 

晴れ 南南東3-5m/s 波高1-1.5m

午前5時50分出港  内之浦港

 

 63海里 8.8時間 平均時速7ノット 

午後14時40分入港 屋久島 宮之浦港

気持ち良いというか心地良い季節だ

昨日も今日もクローズで良いクルージングができた。

出てしばらく南下すると、行き先に大きな川のように

色の違う海が見えた、その色は濃く黒っぽい群青色みたいだ、黒潮が見える黒潮が見えた初めてみる黒潮は感動的の如く太くそぞろ恐ろしささえ与える力強さがあった。その本流に入ると水温が一気に3度上がった。

いよいよ世界遺産の屋久島だ。

宮之浦港に入るとヨットが2艇入っていた、その後ろ岸壁に着けた、

携帯でTAXIを呼んで3時間島内観光(15,000円)に出かけた、すぐ前の大分から来たというヨットマンに干満のロープ調整を携帯で頼み出発(彼は私のカーラを知っていた内海FSRに回航中に寄ったらしい)

山に上がっていく途中、猿や鹿に多くあった。

多くの自然があった。滝をみたりして初めての屋久島

なかなかこんなところへは来れないよ

近くのホテルで風呂、近くの寿司屋で夕食

就寝10時

串木野フィッシャリーナ

4/30(金)

晴れ 南南東3-5m/s 波高1-1.5m

午前5時半  宮之浦出港

 86海里 11.5時間  平均時速7.5ノット

午後17時 串木野フィッシリーナ入港

  

本日から北上だ風は後ろに回る、潮はあまり気にならない様子だ。

途中硫黄島といってあの硫黄島と同じ名前だが火山島で噴煙を上げている。

今日もいい日だと思える海だ。

串木野市役所へ電話して許可をもらう、無人のFSRだ

歩いて市役所まで20分あった、散歩がてらには良い。

200円くらいの使用料を払い、となりの和食屋さんで刺身天ぷら定食をたべる。

帰り道、シックな風呂屋に入った 昔の町内にあった風呂 もう一度あのシチュエーションで行きたい

就寝10時半

左から二人目が長女の嫁ぎ先のお父さん(玉川さん)です。近くに釣り船を置いています。

5/1(土)

曇り 風2-3m/s 波高1.5m

午前6時半 串木野FSR 出港

 53海里 9時間  平均時速6ノツト

午後15時半天草第2橋下桟橋

  

黒之瀬戸 潮要注意

天草フィッシャリーナへ電話すると、マストの高さに気をつけてとのこと大丈夫でしょうと行くと

(天草五橋のうち北より2番目の橋の向こうにFSRがあります。そこで長女の嫁ぎ先のお父さん(熊本在住)と待ち合わせをしておりました。)

橋にゆっくりと近づき両舷の前に右舷は裕子左舷は寺西先生、みんな頭上を見ながらスロー前進、ゆっくりゆっくり近づく、いきなり裕子はバック 寺西先生は前進の合図

私も見ていた、?? ニユートラルからバックに入れててまたニュートラル、、、行き足ゼロの状態にした。

そして次に風向計のゴム製の計測器に、橋げたの下端が当たった と同時に私の艇はバックしていた。

心臓バクバクもんです。 

すぐ南の第3橋へ行くとこれは1mぐらい低くて、通過困難

FSRに連絡すると

第4は良いが狭く回りに網多し、

それで北の第1はここから1-2時間かかる、そこから南下してFSRまでというと大変な時間が掛かり諦めて、この近くで止めないと暗くなると、危険だと思い、回りを見渡すとすぐそばに

ジェットスキーやらモーターポートの桟橋が見えた、FSRに連絡して、きいてもらつたが断られた、仕方ないのでもう少し探していたら小さな桟橋があって、着けて簡単にもやいをとって上がっていくと、スペンド(平山さん)というマリーン屋さんだった

皆さんバーベキューの最中でした、行って事情を話すと、良いとの返事で助かりました。

また知り合いのホテルの風呂まで頂きありがとうございました。それから迎えに来てもらった玉川のお父さんの

車で夕食をいただきました。馬刺しに刺身いろいろ

お父さんはこの天草に釣り船を置いているそうです。

天草の人情に合掌

就寝10時半

もう一度行きたいマリーナ

5/2(日)  

曇り  南南東5-10m/s  波高 1.5m

午前5時半 天草スベンド出港

 71海里 7.5時間  平均時速9,5ノット

午後13時 長崎出島ハーバー 入港

 

第1橋は随分高く通過できましたが、当分、橋はトラウマです。

通過してしばらくいくと普賢岳が霧の中から見えました

またイルカの群れにも合いました、聞くと住み着いているとのこと。

潮にのり、予定より随分早く一番奥近い出島ハーバーへ到着しました。

ここは一等地

早速、食事は長崎チャンポンそして観光グラバー邸、

出島を再現するとか、、、羨ましいな 尾道と似ている

ロケーション、、この出島ハーバーといい尾道が学くことがあるようです。

夜は歩いて20mのイタリアンで食事、飲んで歩いて

帰船でした。

就寝11時

雨の中、帰り支度の作業中

5/2(月) 

曇り/雨 東南東5-10m/s 波高 2-3m

午前 5時20分 長崎出島ハーバー出港

 40海里  5時間  平均時速8ノット

午前10時20分 長崎ハウステンボス入港

  

今日は天気悪し  

大村湾入り口にはびっくりした、狭いし90度曲がっているし 潮に要注意

雨のハウステンボス到着し、私はここで日本一周の力を貰いました。

なにも思わず誰かに聞いていた、日本一周といえば、係留代無料とか、だから一日5000円一週間位おく予定なので助かると、、、

言ってパーバーマスターに会って、

『なぜ日本一周だと無料なのかと、』

するとハーバーマスターは答えた

『それは日本一周の人に対しての敬意だと』

私、、、、、その時は嘘をいうつもりではなかつた

いつかチャンスがあればすればいいぐらいの気持ちであった が神妙になつた。

よーし、本当に日本一周をしようハーバーマスターに背中を押して頂いた。

しかしその後ファーストマリンの関口社長に言うと

今は難しいとか、、、、 

それもそうだと、、、、、

私は一週間後取りに行った時は、もみじ饅頭を手に持つていたし、このHP完成で証明できればと思います。

PM3時のJRで帰宅PM7時30分

噴煙を上げる硫黄島
カーラのギャレー
宮崎シーガイア沖

アルバム写真

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更新日:2014/01/14

内之浦の夕食

内之浦ロケット発射場

黒潮に逢えた

屋久島沖

宮崎県島野浦港

屋久島千尺の滝?

カーラランチ

内之浦港

ランチタイム

天草でお世話になつた人達です。

屋久島宮之浦港

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